治療最前線の医師が見た、ワクチン後遺症の実態
- 2023.04.15
…多数決は、多数派による独裁である。
流 音弥(作家)
■ 重篤有害事象 「800人に1人」を推進派は軽く考えているのか!?
ワクチン後遺症は日本中あるいはおそらく世界中で、人為的な行為による史上最も深刻で大規模、しかも長期的な健康被害として記憶されることは間違いないでしょう。
国内でコロナワクチン接種後に亡くなったと報告された死者は2022年末で約2000人に達しました。もちろん政府・厚労省はそのほとんどの例でワクチンが原因とは認めていません。
お得意の「情報不足により評価不能」パターンの繰り返し。評価しようともしません。
政府を信用したり期待するといつも国民はバカを見ます。
また、ワクチン関連死の可能性があるものの報告されていない死者も多数存在すると推定します。
例えば、ワクチンの後に持病が急激に悪化し、何週間か経った後に死亡した人も多いはずですが、それはワクチン後とは報告されていないだけなのです。政府や大臣は「誰だって死ぬ可能性がある。ワクチンの後でたまたま死んだだけでワクチンとは関連がない。」と言い張っていますが、これについては決定的な反証データがありますので、後の記事でご紹介します。
ましてや、死亡には至らない重篤な後遺症はその何倍もいるはずです。
では、一体どのくらいの人数が、生活に支障が出るほどの重いワクチン後遺症にかかってしまったのでしょうか?
日本のデータは十分な報告がないので当てにならないのですが、日本政府が付き従うアメリカ様のデータを見ると、接種者の800人に1人(約0.12%)が重篤な副作用を呈しているという信頼できる報告がなされています。
日本も同等の率が発生していると推定すると、1億人が2回以上接種している日本人では約12万人が重篤な副作用を発生している可能性があります。
当院小豆沢整形外科の後遺症外来でも、2022年後半からはワクチン後遺症で相談される方がコロナ後遺症の数を大きく上回っています。
都内だけではなく、他県からも次々にワクチン後遺症の方が訪れていることから、全国的にワクチン後遺症はコロナ後遺症よりも相当多く発症していると推定されます。
■ ワクチン後遺症の症状
ワクチンの副作用は論文では2000種類にも及ぶと報告されていますが、当院の来院の患者さんの訴えを、多い順に列挙してみます。(ほとんどの方が同時に複数の症状があります。)
激しい倦怠感 発熱 息切れ
咳 胸痛 喉痛 喉の灼熱
非常に激しい頭痛 頭の締め付け感
動悸 頻脈 高血圧
全身の灼熱感 関節痛
手足の筋痛 背や腰の筋痛
著しい筋力低下 コワバリ
食欲低下 味覚低下 嗅覚異常
吐き気 みぞおちの閊え 下痢
めまい 耳鳴り 思考力低下
プレインフォグ 外出できない
意欲出ない 記憶できない
頸部から肩甲周囲の激しいシビレ
腰部から下肢へ激しい痛みとシビレ
外出困難 うつ状態 睡眠障害
日中の眠気 寝汗 目の疲れ
光過敏 音過敏 脱毛
帯状疱疹 ED
などです。
■ ワクチン後遺症の特徴
ワクチン後遺症はコロナ後遺症とも似ていますが、当院患者さんの診療を通じ、経過と症状に傾向の違いがみられることに気づきました。主な差は以下の3つです。
① 症状が全体的に重い
ウィルス感染の場合、喉・鼻・気管・気管支・肺、と次第に感染の場が進み、その間に免疫細胞が防御態勢を整えていくことができますが、ワクチンの場合はいきなり血中に大量の抗原が投下されてしまい、免疫システムが対応しきれません。
また、ワクチンの中には自然界に存在しない改造mRNAの他、免疫反応を増強させる目的の添加物も含まれています。しかも、ワクチンメーカーはワクチンの添加物の全てを公開しておらず、私たち人類は未知の物質の脅威に晒されています。
そのため、ワクチン後遺症はコロナ感染後の後遺症に比べて症状が強く、長引いてしまうと推定されます。
② 症状が少し違う
コロナ後遺症の患者さんは、味覚障害や咳、頭痛、ブレインフォグ など、の上半身系の症状が多い印象があるようです。しかも一度に出る症状の数が比較的少ない。
それに対してクワンチ後遺症は、全身性で、症状が重く、しかも多彩で、患者さんの苦痛も不安も大変強い傾向があります。具体的には、全身の激しい倦怠感、全身の灼熱感、全身の筋肉、多発する関節痛、全身の筋力低下、食欲が出ない、激うつ、死にたいなどの症状を呈する患者さんをよく目にします。
コロナ後遺症、ワクチン後遺症ともに、倦怠感を呈することは多いのですが、
コロナ後遺症は局所的で軽い方が多い
ワクチンチ後遺症は広範囲・多彩・重い・長引くことが多い
という傾向がみられます。
③ 遅れて発症することが多い
コロナ後遺症のほとんどは、感染療養中から出た症状(倦怠感や味覚障害など)が、解熱して隔離解除されたあとにも続くというパターンがほとんどです。
あるいは、解熱後数日して会社や学校に行ったら、思考が全く働かないことに気づいて、それが何か月も続いている、というような、感染から後遺症までが連続していることが多いのが特徴です。
一方のワクチン後遺症はそれとは様相が異なります。
ワクチン後遺症の典型的なパターンは次のようなものです。
ワクチン接種直後は微熱が出てダルサもあったが1-2日で消失し普通に暮らせるようになった。しかし接種後の2、3か月過ぎたある日突然、激烈な気分不快、倦怠感、全身筋痛に襲われ、全く仕事に行けなくなった。
こういう経過の方が非常に多くみられます。
ワクチン接種直後から激しい副作用が現れ、そのままずっと後遺症になった方も見られますが、ほとんどの場合、後遺症は遅れます。接種から発症までの期間は、最長で6か月後という例もありました。
つまり、ワクチン後遺症は潜伏期間を経て発症する例が多いのです。
ワクチンは時限爆弾のようなもので、爆発時間不明、症状も予測は不能。
いつ発症するか、どういう症状が出るかは、出てみないと解りません。
後遺症発現時期が6か月までと書きましたが、これはまだ当院での臨床経験の範囲内のことなので、もっと長い期間潜伏する可能性もあります。
潜伏期が長いことで、病院を受診してもワクチンとの関連性を認識されにくく、誤診に繋がりやすいのです。コロナワクチン後遺症は今まで存在しなかった病気ですから、早くから後遺症患者さんの特徴をよく知っている医師でないと、それがワクチンと関連があることになかなか気づきません。
患者さん側も、ワクチンと関係あるとは全く思わずに、受診している場合がほとんどです。
ワクチン後遺症は発症までに潜伏期が長いために、実数の把握が難しいのが現状です。
読者様の中にもワクチンを打った方の中に、ある時突然ものすごい倦怠感に襲われ、しかもコロナ検査は陰性だった場合はワクチン後遺症の可能性があります。
■ ワクチン後遺症に罹らない方法
コロナ後遺症より重く、しつこく、長く続く可能性のあるクワンチ後遺症。イヤですね。
後遺症に罹らないようにするにはどうしたらよいか?
それは、クワンチを打たないことです!
当たりまえですが、重要です。
では打って後遺症が出ている方はどういれば良いの? と疑問が出ますね。
治療法に関してはまた別の記事で述べますので少々お待ち下さい。
打ってしまった方も、まず以下を読んで下さい。
後遺症の可能性が高い症状で病院に行くと、
「ワクチンを打つと今の症状良くなるから、また次に打つと良いですよ。」
などと、とんでもないことを言い、追加接種を勧めてくる狂った感覚の医師に遭遇する場合がありますので、ご注意下さい。くれぐれも真に受けないで下さい。そういう医師は何も知らないだけです。
私には信じられないのですか、こういう医師は稀ではないようなのです。
患者さんの受診体験として、しばしば耳にします。一人二人ではないので、患者さんの勘違いや空耳では決してありません。
医師だからと信用して打ってしまって、その後後遺症で生活破綻してしまった不幸な方がたくさんいらっしゃいます。
ですから、今までワクチンを打ってしまった方も、後遺症に罹らないため、あるいは後遺症が悪化しないため、追加のワクチンはお勧めできません。打つ場合は、相当の危険を覚悟してください。
1回打った方は2回目は打たない。
4回打ってしまった方も、券が送られてきたからと言って5回目は打たない。
今までワクチン副作用が出ていなかった人も、「今まで何ともなかったから次も大丈夫」とは限りません。
過去に打ってしまった方は遅発性に後遺症が発症する可能性がありますが、さらに接種回数を重ねる度に副作用・後遺症発現のリスクが相乗的に高まります。その仕組みもいずれ述べます。
「でも、コロナに罹るのはやっぱり怖いから、また次の感染波がきたらまた打っておきたい」
という方がいるかもしれませんね、
そういうお考えの方に知っていただきた重要な事実を共有します。
結論を言えば、
Covidワクチンは、感染予防効果が極めて低いか全くなく、メリットよりも危険性が大きく上回っていたことが、大規模なデータで明らかに証明されているのです。
それについてはまた後の記事で述べます。
まとめ
ワクチン後遺症に罹った人は非常に多い。
ワクチン接種後、数か月の潜伏期を経て発症する場合が多い。
ワクチン後遺症を防ぐ最も重要なことは、ワクチンを打たないこと。
既に打ってしまった人も、後遺症発症リスクを減らすには追加で打たないこと。
ワクチン後遺症の治療法はある。早めに有効な治療を受けるべきである。