【1】こんな不調でお悩みの方にお勧めします。
- コロナ後遺症
倦怠感/頭痛/味覚・嗅覚障害/うつ状態/思考・意欲低下 - ワクチン後遺症
倦怠感/頭痛/微熱/灼熱感/手足の筋痛/脱力感/うつ状態/思考・意欲低下 - 眠れない
寝付けない/よく目が覚める/眠りが浅い/朝にスッキリしない/睡眠薬やめたい - 頭痛
しつこい慢性頭痛/頭痛薬が手放せない/片頭痛/群発頭痛 - うつ状態
メンタル落ち込む/楽しい感情出ない/やる気、無/面白くない/薬は飲みたくない/薬をやめたい/思考力減退/死にたい - 薄毛・抜け毛
AGAの薬を1年以上飲んだが効果が乏しい(男性)/病院に行ったが有効な薬は無いといわれ、がっかりしている(女性)/ワ●チ●接種後のヒドイ失毛で泣きたい。他院処方の薬では効果なかった。 - ED(勃起不全)
今の薬は一時的にしか起たない。しかも最後までいけない。落ち込む。 - 肝機能障害
酒は飲まないのに肝臓が慢性的に悪い。今後の悪化が心配。 医者に長く通っているが肝機能悪いまま。治す方法がないだろうか? - 年齢肌
肌の小ジワを減らしたい。 最近自分の写真見て、老け顔で落ち込んだ。もう少し若返りたい。 - 全身の衰え
最近あちこち病気が増えてきた。
体力気力が衰えてきた。
そのほか、以下の疾患でお困りの方にも改善が期待できます。
耳鳴り | 高血圧 | 動脈硬化 | 狭心症 |
脳卒中後遺症 | 自律神経失調症 | アトピー | 慢性湿疹 |
糖尿病 | クローン | 病腎機能障害 | パーキンソン病 |
アルツハイマー認知症 | バセドウ病 | ベーチェット病 | シェーグレン症候群 |
顔面神経麻痺 | てんかん | 不整脈 | 高脂血症 |
気管支喘息 | 痛風 | 慢性閉そく性肺疾患(COPD) | |
心筋梗塞後遺症 | 各種のガン | 更年期障害 | サルコイドーシス |
化学物質過敏症 | 食餌過敏症 | 糖尿病性腎症 |
あるいは、今は元気でも、次のようにお考えの方にも役立ちます。
- できるだけ長く、スポーツや趣味を元気に続けたい。
- 80代になっても現役で仕事を続けたい
- 余計な病気になりたくない。
- 家族に自分の面倒を看させて迷惑をかけたくない。
- 寝たきりにならず、死ぬ日まで元気で自立して生きたい。
【2】幹細胞(培養)上清液 [Stem Cell Culture Supernatant] とは?
「幹細胞培養上清液」とは、間葉系幹細胞(mesenchymal stem cell)を培養(culture)した際に、幹細胞から分泌される様々な物質が溶け込んだ液体のことです。
栄養成分を含む清潔な無血清培地(培養液)に、厳密な安全性試験を通過したヒト幹細胞を入れて培養すると、幹細胞からは様々な生理活性物質が大量に分泌されます。
培養液中に溜まった分泌液をすくい集め、濾過精製したものが幹細胞培養上清液です。
幹細胞培養上清液の、「培養」は省略して幹細胞上清液とも呼ばれます。
幹細胞上清液の中には、幹細胞から分泌された800種類以上ものサイトカイン類、成長因子、それにエクソソーム等が含まれます。それらの生理活性物質は、体内の傷ついた細胞、老化で衰えた細胞などを修復回復させる働きがあります。
幹細胞上清液の中に生きた幹細胞は含まれていませんが、上清液中の生理活性成分を体内に補充することで幹細胞を入れたのと同等の組織活性効果が期待できることが解ってきました。
生きた幹細胞移植は適合性や感染症などのリスクがありますが、細胞成分を含まない上清液の場合、リスクは極めて低く、どなたでも事前検査不要で安全に受けることができます。
従来の薬剤や治療法では改善が難しかった慢性疾患や、加齢・老化に伴う様々な衰えに対して、幹細胞上清液の有効性が次々と報告されています。 幹細胞上清液の点滴療法は、【健康増進】と【若返り美容】の強力なサポート手段として、今最も注目を集めている先進医療の一つです。
【3】幹細胞とは?
幹細胞の種類
幹細胞を大まかに分類すると、
① どのような細胞でもつくりだすことができる多能性幹細胞と、
② きまった組織や臓器で細胞をつくり続ける体性幹細胞
の2つに分けられます。
■ 多能性幹細胞
多能性幹細胞にはES細胞(胚性幹細胞)や iPS細胞があります。
ES細胞は受精卵の胚から作られます。胚の段階にだけ存在し、生まれてからは体内に存在しません。ES細胞から特定の臓器を作って移植しようとすれば他人のES細胞を利用するしかありませんが、拒絶反応が起きることと、受精卵を破壊することになるため生命倫理の問題もあり、実際上利用することは非常に困難です。
iPS細胞は人工的に分化を戻して作られた幹細胞ですが、ガン化のリスクを解決できず、まだ研究途上です。臨床的に利用するには長い年月がかかりそうです。
■ 体性幹細胞
体性幹細胞は私たちの身体の組織に存在しており、損傷組織の再生の際に、新しい細胞を供給する役割があります。組織幹細胞、成体幹細胞 とも呼ばれます。
ES細胞のように、全ての細胞に分化(多能性)することはできないまでも、組織の中で同系統の複数の細胞に分化して、失った細胞を補充することができます。体制幹細胞は多分化能を有します。
体性幹細胞には、造血幹細胞、腸管上皮幹細胞、神経幹細胞、表皮幹細胞、肝幹細胞、肺幹細胞、脂肪幹細胞などがあります。
造血幹細胞は、赤血球、白血球、血小板などの複数の血液細胞をセットで作り出す能力があり
腸管上皮幹細胞は、微絨毛を持つ吸収上皮細胞、粘液を分泌する杯細胞、局所ホルモンを出す内分泌細胞など、腸粘膜を構成する細胞群をセットで生み出します。
これらの体性幹細胞は、同系統の細胞を作りだすことはできても、大きく性質が異なる系統の細胞には分化できないと長年考えられてきました。
ところが、骨髄中にある「間葉系幹細胞」と呼ばれる幹細胞は、体性幹細胞であるにも関わらず、他の体性幹細胞よりも広い分化能を有していることが判明しました。
もともと中胚葉から生じた間葉系幹細胞は、同じ中胚葉由来組織である骨、軟骨、血管、心筋などに分化することは解っていましたが、近年になって外肺葉由来の神経細胞やグリア細胞、内胚葉由来の幹細胞にも分化可能であることが報告されています。
間葉系幹細胞は、他の体性幹細胞とは一線を画する特殊な体性幹細胞であり、その臨床面での有用性が注目されています。
【4】幹細胞の機能
以下に「幹細胞」というときは、体性幹細胞のことを指します。
現実的に、私たちが健康増進に利用できる幹細胞は体性幹細胞だけであり、受精卵やE細胞などは考える必要はありません。
幹細胞には以下の2つの機能が欠かせません。
■自己複製能力
幹細胞は、幹細胞としての自分の数が減らないよう、自分の数をできるだけ維持する能力を持ちます。1つの幹細胞が2つに分裂した場合、片方は分化細胞に発達しつつ、もう片方の細胞は分裂前の元の細胞と同じ未分化の状態を維持する能力を持ちます。
■多分化能
組織内の同系統に属する様々な細胞に分化し、失った細胞を補填する能力。
上記2つの能力に加え、間葉系幹細胞は第3の機能を持っています。それが、
■ 細胞機能調整能力
様々のサイトカイン・成長因子を放出することで、傷つき衰えた細胞を活性化する作用や、機能亢進した細胞を抑制するといった、他の細胞・組織の機能を調整する高い能力も有しています。
この機能を十分に活用したものが幹細胞上清液点滴療法なのです。
【5】健康長寿のカギは幹細胞
以前、人間の細胞数は「60兆個」が常識(?)となっていましたが、最新の計算では人体の細胞は37兆個というのが実際に近いところだと考えられています。
人は生まれた0歳で約2-3兆個の細胞を持ちます。それが生後に増殖し、20歳時に37兆個のピークに達し、その後は減少に転じて減る一方です。
体全体の細胞数がピーク時の4割ほど減ってしまうと生命を維持できず、寿命を迎えます。
全身の体細胞数よりも劇的に変化するのは幹細胞の数です。
ある研究報告によると、人間は生まれた直後は60億個の幹細胞を持っていますが、20代では1/10の6億個、50代では1/40の1.5億個、そして80代では何と1/200の3000万個まで激減するといわれています。
20代で6億個というのはまだ多いようですが、その時の全ての体細胞数が37兆個ですから、体細胞6万個に一つしか幹細胞が存在しないという割合です。
幹細胞が体の中でいかに希少な存在であるかわかります。
約4000個の青点の中に1個の赤点があります。赤点の数はずいぶん稀です。
けれども、あなたの幹細胞数の比率は6万個に一つ以下なので
この15倍の青点の中に赤点1個の比率です。どれだけ幹細胞が少ないかイメージできるでしょうか。
人体は多数の細胞から構成され、それらが協調して働いているため、一つの社会に喩えることができます。これを細胞社会と呼びます。幹細胞は傷ついた細胞を修復する細胞なので、細胞社会の何かでは、医者の役割を担っています。
幹細胞数が体細胞6万個に一つという比率を人間社会に置き換えてみましょう。 例えば人口600万人の大きな町に医者が100人くらいしか居ない比率になります。 しかも、60年後にはその医者は5人にまで減ってしまうという、とんでもない医療過疎地域を想像してみて下さい。
因みに2020年、日本の医師数は約34万人で、人口1億2580万でした。
国民370人に1人の医師が居ることになります。
失われる体細胞は幹細胞からの新しく補充供給されるため、体細胞数の減少を遅くするには貴重な幹細胞をできるだけ温存することがカギとなります。
幹細胞数の減少を遅くするためには幹細胞自身の自己複製能力の維持が重要です。
幹細胞の自己複製能力を保つにはどうすればよいのでしょうか?
それにはまず健康的な生活習慣が必要です。
健康習慣を続けている人は幹細胞・体細胞ともに減り方はなだらかですが、過労・睡眠不足・過剰なストレス環境・食べ過ぎ・運動不足などの不摂生を続けている人は幹細胞数の減少が加速し、早く死亡する可能性が高くなります。
最近の研究によると、幹細胞の自己複製能力は長寿遺伝子SIRT 1 によって維持・回復できる可能性が示されました。
ではSIRT 1を活性化するにはどうすればよいのでしょうか?
SIRT 1遺伝子を活性化する具体的手段としては、適度なカロリー摂取制限(食べ過ぎないこと)と、ストレスコントロール、NMNの摂取などが有効であることが解っています。
ちなみに、当院では安全性の高い高純度NMN点滴を行うことができる他、厳選されたメディカル水準の内服用NMNサプリメントも扱っています。
幹細胞そのものを維持する目的ではNMNの利用が有益です。
また、間葉系幹細胞が分泌するサイトカインSCF(幹細胞因子)は、造血幹細胞の生存維持に欠かせないことが解っており、幹細胞上清点滴の継続は幹細胞数減少を遅くする可能性があります。
【6】間葉系幹細胞の特徴
間葉系幹細胞は、体性幹細胞にはみられない特徴と特殊能力があります。
■ 存在場所の豊富さ
間葉系幹細胞は、一つの組織・器官にとどまらず、体中あちこちで見つかっています。
当初は骨髄内で見つかりましたが、その後に皮下脂肪や、臍帯、胎盤、歯髄、関節滑膜の中にも発見されました。
■ 増殖能力の高さ
間葉系幹細胞は他の体性幹細胞よりも自己複製能力が高く、培養して増やすことが比較的容易です。
しかも、増殖を繰り返したときに細胞老化しにくく、分化能の低下も少ないという特徴はあります。
(老化や機能低下しないわけではありません)
■ 分化能力の高さ
もともとは中胚葉系統の細胞に由来し、中胚葉系の細胞の幹細胞と考えられてきましたが、その後、他の胚葉組織にも分化できることが解りました。
受精卵から個体発生する初期段階で、胚は外胚葉・中胚葉・内胚葉という3つの組織群のことで、それぞれの細胞が分化して器官・組織を形成していきます。
普通、体性幹細胞は同じ組織内の各種細胞に分化する能力はあっても、他の胚葉由来の細胞を作り出すことはできないと考えられていました。
しかし、間葉系幹細胞だけは中胚葉由来でありながら、外肺葉や内胚葉の細胞にも分化できるという特殊能力を持っています。普段、間葉系幹細胞はその「本業」である、中胚葉系細胞(骨芽細胞・脂肪細胞・筋細胞・軟骨細胞など)を補充する仕事をしていますが、緊急事態となると必要に応じて外肺葉や内胚葉由来の細胞も作り出して修復することも可能で、高い変身能力を有しています。
分化能力が高いということは、他の体性幹細胞よりも未分化な状態を維持していることを示唆しています。
■ サイトカイン・成長因子・エクソソーム分泌能の高さ
多種類のサイトカインや成長因子、エクソソーム等を分泌する能力があります。
間葉系幹細胞は、自らの自己複製能力と広い分化増殖能力はもちろんのこと、傷ついた組織を修復し細胞機能を調整する能力があります。間葉系幹細胞がどうやってその能力を発揮しているかというと、多種多様のサイトカインや成長因子等を分泌し、弱った細胞を活性化したり、炎症を起こした細胞を抑制したりすることで、全体の機能を回復させるのです。
サイトカイン・成長因子はタンパク質で構成される細胞間情報伝達物 (Intercellular Communication Mediator)で非常に多くの種類があります。(後に詳述)
エクソソームは細胞膜の一部でできた直径50~150nmの小球です。内部にはRNAやタンパク質などを含み、膜表面にはレセプターも乗っています。エクソソームは他の細胞に融合することで情報物質を届け、細胞間コミュニケーションの役割をしていると考えられていますが、まだ研究は始まったばかりです。
間葉系幹細胞の表面には豊富なレセプター(受容器)が存在し、他の細胞からの分泌されたサイトカインの信号を受け取って認識しつつ、損傷個所を探し出して必要な修復作用を行います。
サイトカインは、全身のさまざまな細胞が分泌していますが、間葉系幹細胞は他の体性幹細胞に比べて格段に多種のサイトカインを分泌します。
失った細胞を補充して速やかに組織を治し、作業終了後は炎症を抑えるという一連の修復プロセスを行う上で、間葉系幹細胞が作り出すサイトカインは重要な働きをしています。
■ 免疫調節能力
過度な免疫を抑え、免疫の暴走を止める働きがあります。そのため、コロナ感染後に遷延する炎症を抑制する効果や、拒絶反応防止効果などが期待されています。
■ ホーミング能力
「ホーミング現象」により治療部位に集積する性質があります。
そのため間葉系幹細胞を血液循環内に幹細胞を注入すると、所望の部位に自動誘導ミサイルのように自分で集積してその部位を修復しようと働きます。
【7】今、間葉系幹細胞が注目されている理由とは?
間葉系幹細胞の持つ上記の特殊能力は、臨床応用する際に非常に有利です。
皮下脂肪や歯髄(抜けた乳歯)などから比較的容易に採取できて利用し易いことは、実際的に重要な点です。
しかも、細胞そのものを移植せず「幹細胞培養上清液」を使うだけでも、安全性を確保しながら、高い効果が得られることが解りました。
上清液には生きた細胞を使わないため、拒絶反応の可能性は無い上に、移植医療に必要な厳しい法的な制約も不要です。
つまり、間葉系幹細胞を用いた幹細胞(培養)上清液治療は、
だれでも安全手軽に受けることができて、
しかも健康改善効果が高い治療、と言うことができます。
アンチエイジング医学の世界で今一番熱く注目されている理由はそこにあります。
【8】サイトカイン(Cytokines) 、成長因子(Growth Factor)とは?
■ サイトカインと成長因子
サイトカインは様々な細胞から分泌され、細胞間コミュニケーションを担う低分子のタンパク質です。免疫反応、炎症、外傷、がん、生殖などの際に、対象となる細胞を刺激あるいは抑制して、細胞行動を制御する作用を発揮します。
成長因子も細胞から分泌されるタンパク質分子で、主に細胞の増殖を促す働きをします。
サイトカインと成長因子は発見の経緯が違い、本来の意味も異なるものの、どちらの作用も持つものが数多く見つかってきたために、成長因子も広義のサイトカインとして論じられることが多くなってきています。
サイトカインは多くの種類があり、現在知られているだけで数百種類に達します。 特に免疫・炎症反応等の生体防御に関連したものが多く存在しますが、細胞増殖や分化、細胞死や治癒等に関連するものもあります。
TNF-αやIL-6等の生体内の様々な炎症症状を引き起こすサイトカインを炎症性サイトカインと呼び、一方でIL-10やTGF-βのような炎症症状を抑制する作用のものは抗炎症性サイトカインと呼ばれます。
サイトカインを放出する細胞としては、マクロファージやリンパ球などの免疫細胞が代表的ですが、血管内皮細胞、線維芽細胞そして間葉系幹細胞なども盛んに作り出します。
全く同じサイトカインを他のいくつもの細胞が同時に産生することもあります。
サイトカインは細胞間の相互作用に極めて重要な働きをしています。
極めて微量で効果を現し、主として分泌された局所周辺の細胞に働きかけます。
多種のサイトカインが体中の細胞と重層的なネットワークを構成し、互いに共同的に働きます。
何十兆個もの細胞同士がサイトカインを介して壮大かつ調和的に働くさまを大編成の交響楽団に喩えて「サイトカイン・オーケストラ」とも表現されます。
≪ 幹細胞が分泌する主なサイトカイン・成長因子(Growth Factor) ≫
- サイトカイン
IL(インターロイキン)-6, IL-8, IL-11, IL-12, IL-14, IL-15,
LIF(白血病阻止因子), G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子), SCF(幹細胞因子)等 - 成長因子
TGF-α, TGF-β, b-FGF, EGF, NGF, IGF-1, VEGF, PDGF, HGF
≪ 主要なサイトカインの機能 ≫
SCF | Stem Cell Factor 造血幹細胞の生存および維持に重要な役割 |
---|---|
TGF-α | Transforming Growth Factor α 幹細胞、表皮細胞、線維芽細胞などの増殖促進。血管新生の促進。 |
TGF-β | Transforming Growth Factor β 抗炎症作用、老化防止作用、創傷治癒促進など |
b-FGF | basic Fibroblast Growth Factor 血管新生・線維芽細胞増殖。虚血性心疾患後の心筋細胞の保護。骨形成促進 |
EGF | Epidermal Growth Factor 表皮細胞新生 シワの改善作用 創傷治癒促進 |
NGF | Nerve Growth Factor 脳などの神経細胞の成長と生存性の増強。記憶学習形成の促進。 |
VEGF | Vascular Endothelial Growth Factor 血管や皮膚の増殖促進 シワの改善作用 |
PDGF | Platelet-derived Growth Factor 皮膚細胞形成促進 肌の若返り促進 線維芽細胞増殖促進 |
HGF | Hepatocyte Growth Factor ① 肝細胞再生を強力に刺激。肝細胞の機能も促進 ② ガン細胞の増殖抑制。アポトーシス誘導。 ③ さまざまな神経細胞の機能を増進。 ④ 血管新生促進作用。 |
【9】幹細胞上清液 選び方
幹細胞が分泌したサイトカイン類をあなたが健康増進に利用するためには、静脈内点滴で体内に直接取り込むのが最も効果的で効率的です。
点滴を受けようと思えば、ネットでクリニックを探します。幹細胞上清液点滴を実施している医療施設は、検索すれば直ぐにいくつ出てきます。
幹細胞上清点滴は自由診療であり、薬液は医療施設ごとに仕入れ先が異なる上、施設ごとのそれぞれの経営方針があるため、品質や価格には差があります。
ではどうやって選んだらよいでしょうか?
当然、ご自宅からの距離・場所は最初のネックになりますが、ここでは地理的条件は議論せず、ご自身の住む地域の中でどのクリニックを選ぶか、についてお話いたします。
体に入れるものなので、価格が高い安いだけで選ばない方が良いでしょう。
私からのご提案は、まず医院ウェブサイトを読み、そのクリニックで扱っている幹細胞上清液に関して、
[1] 安全性
[2] 有効性
[3] 妥当な価格
をモノサシとして選ばれることをご提案します。
① 安全性
政府機関の正式認可を受けた高い安全基準で作られているか?
臨床実績があり、過去に問題なく実施されてきた臨床実績があるか?
その点の記載があるか確かめてみましょう。
② 有効性
一人ひとりの体格・体質・疾患・症状などは全て異なるため、点滴後の変化も人によって差はあります。正直なところ、実際に受けてみないとどのくらい効くのかはわかりません。
では何を見れば有効性が期待できるのでしょうか?
最近、「幹細胞液の原液95%使用」 「高濃度の幹細胞上清液」 等の広告が増えてきています。 点滴液でも外用液(化粧品)でも、このように「濃度」を謳う表現を見かけたらご注意下さい。 なぜかというと、原料となる「原液」内のサイトカイン含有量が低ければ、その原液を100%使ったとしても十分な効果は上がらないでしょう。
大事なことは、最終的に体に使う段階でどのくらいのサイトカイン・成長因子の絶対量が含まれていることです。チェックすべきポイントは、クリニックに納品される上清液のサイトカイン質量濃度が厳密に測定された記録があり、自分が受ける点滴液中にも主要なサイトカインが実際に豊富に含まれていると保証できる事です。
③ 妥当な価格
幹細胞上清液は、原料が生物由来で供給量が限られていることと、設備の整った施設内で、訓練を受けた専門家が手作りで製造する必要があるため、どうしても製造コストがかかります。
しかし、それ以上に価格を押し上げる原因となっているが中間流通業者の介在です。納品価格に中間マージンが乗ってしまうとクリニックとしては消費者価格を高めに設定せざるを得なくなります。
支払える方は高額な高級クリニックで受けられても問題ありませんが、幹細胞上清点滴は数回から十数回は継続して受けることで慢性疾患の改善を得ていくものです。ですから価格を見る場合は、一応10回程度は続けて点滴に通うことを想定し、その場合の全体の価格を試算してみましょう。
点滴10回分の費用は自分なりに納得できる金額であるかどうか
という点もクリニックを選ぶ基準の一つに加えておくとよいと思います。
また幹細胞上清点滴を5回分、10回分とまとめて回数券を提示しているクリニックも多くみられます。それもお得な場合もありますが、決断する前にちょっと慎重に考えた方が良いと思います。
その理由は、
「点滴通院を始めてみたが、どうも自分の体質に合わずに途中で辞めたい」
あるいは、
「もっと通いやすいところを見つけたので他の施設に変えたい」
と思った場合に、先に高額を払い込んでしまうとクリニックとトラブルの原因となり易く、実際そういう話を当事者の患者さんから聞いたことが何度もあります。
回数券よりも点滴1回価格がリーズナブルである方が、自分のペースでストレスなく長く続けられるのではないか、と私は考えますが、いかがでしょうか?
私がユーザーの立場であれば、上の3点を比較しながらクリニックを選びたいと思います。
【10】当院の幹細胞上清液 3つの特徴
厚労省認定の再生医療センターで培養・製造
当院で使用している幹細胞上清液は、幹細胞研究を15年間継続する再生医療認定臨床医が統括監修し、再生医療治療歴12年以上の実績を持つ、厚生労働省認可の再生医療センター内CPC(細胞培養加工施設)クリーンルームで、十分に訓練されたバイオテクノロジー専門家によって培養・製造されています。
原料となる脂肪組織および歯髄のドナーは全て日本人です。
検体採取前に採血によってドナーのウィルス・細菌感染症は全例実施され、疑いのある例は全て除外されています。その他の持病のある方もドナー対象から除かれています。
採取された原料は洗浄消毒後に無血清培地で培養され、上清液を採取の後マイクロフィルターで滅菌処理工程を経てバイアル充填されます。
再生医療の専門医自らが全責任を負って監修し、全行程に渡り厳しい安全基準の下で生産される幹細胞上清液ですので、品質に関してはご安心いただけることと思います。
業界水準を大きく上回る豊富なサイトカイン含有量
幹細胞上清点滴の効果を期待するには、上質のサイトカインの含有量が多いことは重要です
当院使用の幹細胞上清液は、優れた細胞培養技術によって、高いサイトカイン含有量を実現しました。
歯髄由来幹細胞上清液の場合、業界大手の▲社の製品と比較して当院の幹細胞上清液中には、NGF(神経成長因子)は約200倍、HGF(肝細胞成長因子)は約8,000倍以上の含有量が確認されました(第三者測定機関データ)。
全てのサイトカインの測定は困難ですが、当院採用の幹細胞上清液には他のサイトカインについても同様に高濃度に含有していることが強く推定されます。
製造者から要望でweb site 上で絶対含有量はお示しできませんが、当院採用の幹細胞上清液には、標準以上のサイトカインを含むことを保証いたします。
ラボ直送で適正価格を実現
当院の幹細胞上清液点滴は他院様と比べて比較的低価格で受けられます。
しかしそれは品質が低いからではありません。
品質に関しては、国内トップクラスのサイトカイン含有量と安全性を確保しています。
ユーザー様にご利用し易い価格でご提案できる理由は、中間業者を介さずにラボ(製造施設)から当院直送で納品されているからです。幹細胞培養を長年に渡って研究されてきた再生医療認定医の先生と強い信頼関係を築くことで実現しました。
当院では、ラボ作りたて冷凍急送された幹細胞上清液を、直ぐに-20℃以下で保管しています。
院内での保管期間も短期間に止め、成分劣化を最小限に抑制するよう努力しています。
ユーザー様はいつも新鮮で高品質な幹細胞上清点滴を受けることができます。
【11】幹細胞上清点滴の種類と価格
当院の幹細胞上清液は、【脂肪由来】および【歯髄由来】の2種類をご用意しています。
どちらも活性の高い間葉系幹細胞の培養液から抽出され、豊富なサイトカインを含みますが、幹細胞の住処の違いで含まれるサイトカインの組成比率にも差があります。
各サイトカインは働きが異なるため、皮下脂肪由来 と 歯髄由来 の幹細胞上清液にはそれぞれ得意分野が若干異なります。
■ 2種の幹細胞上清液 選び方
≪1≫ 脂肪由来 幹細胞上清液
TGF-β、EGF等のサイトカインを比較的多く含みます。 お肌のシワ・シミ・タルミの改善、若肌の取り戻し、頭髪発毛・増毛、血管の若返り(動脈硬化の改善)、傷の治癒促進、糖尿病改善 などを希望される方には脂肪由来をお勧めします。
脂肪組織由来幹細胞は、脂肪吸引手術で得られる皮下脂肪組織から採取されます。 幹細胞は年齢とともに活性が低下するため、ドナーとなる方の年齢は20代に限定しています。
≪2≫ 歯髄由来 幹細胞上清液
NGF、HGF、VEGF等のサイトカインを比較的多く含みます。
特性として、神経系の細胞、肝細胞、骨髄系(造血系)の細胞を活性化する作用が強く、頭痛、慢性疲労、慢性肝疾患(肝炎・脂肪肝・肝硬変・PBC等)、うつ、不眠症、EDなどに効果が期待できます。
特筆すべきなのは、コロナ感染およびワクチン接種後のしつこい頭痛・ブレインフォグ・意欲低下・倦怠感が歯髄由来幹細胞上清液を受けて急速に改善した例があります。
コロナ後遺症やワクチン後遺症でお困りの方は、諦めずに歯髄由来幹細胞上清点滴を受けてみられることをお勧めいたします。
歯髄由来幹細胞は、ヒトの歯の中心にある神経部分(歯髄細胞)から採取します。幹細胞の培養上清液です。 固いエナメル質・ 象牙質に囲まれた部分にあるため、がん細胞の侵入など外部からの影響を受けにくく、非常に良質の幹細胞を含んでいます。
幹細胞も若ほど成長因子を盛んに分泌するため、幹細胞培養上清液として使用する際には、乳児の歯(乳歯)を使用しています。
ちなみに、薄毛や円形脱毛の方は、脂肪由来と歯髄由来の上清液を混合して点滴すると、より良い効果が期待できます。
自分の体質や症状にはどちらが相応しいか、よくわからない場合は、院長にご相談下さい。 問診でよくお話を聴き、適切なご提案いたします。
■ 幹細胞上清点滴 価格表
現在、ワクチン後遺症・コロナ後遺症 治療応援事業として、幹細胞上清液点滴を通常価格の30% OFFで実施中です。
他の治療でなかなか改善が得られなかった方は、この機会に当院の高品質・幹細胞液点滴治療を受けられることをお勧めいたします
【12】点滴治療を受ける前のご注意 (受けられない方・リスク・副作用)
▲ 以下に該当する方は、当院で幹細胞上清点滴を受けることは出来ません。
- 現在、完治していない悪性腫瘍(ガン・肉腫・白血病等)がある方。
- 出血傾向のある方。
- 妊娠中の方。授乳中の方。妊活中の方。妊娠している可能性のある方。
- 15歳未満または80歳以上の方。
- 先端恐怖症・注射恐怖症の方。
- アミノグリコシド系抗生物質に対するアレルギー既往のある方。
- 薬剤物質名 :
- ストレプトマイシン トブラマイシン ゲンタマイシン カナマイシン フラジオマイシン アミカシン ジベカシン イセパマイシン アルベカシン スペクチノマイシン パルモマイシン
■ リスク・副作用
- アレルギー症状
発生率は非常に稀ですが、可能性はあります。
過去に薬剤やサプリメント、食餌などでアレルギー反応やアナフィラキシーのご経験がある方 は事前にお申し出ください。
点滴開始後、かゆみ・湿疹・気分不快・息苦しさ等が生じた場合は速やかにお知らせ下さい。
直ちに適切な処置を講じます。 - 低血糖症状
培養培地に微量のインスリンが含まれるため、稀に低血糖を起こす場合があります。
過度の空腹状態の時で点滴を受けないようにご注意下さい。
点滴中に急な冷や汗・気分不快などの症状が現れた場合は正にお知らせください。 - 注射部位の痛み・腫れ
点滴の針を刺入した血管周囲の痛みや腫れ・発赤が起きる可能性があります。
強い痛みや異常を感じた場合は直ちにお申し出ください。点滴を中止する - 耳鳴り・めまい
稀ながら、点滴中に耳鳴りやめまいを自覚する場合があります。多くの場合は滴下速度を遅く することで自然に治まりますが、症状が強い場合は一旦抜いて様子を診る場合があります。
≪その他の注意点≫
※ 幹細胞培養上清液療法を受けた方は献血ができなくなります。
幹細胞培養上清液は製造工程で細胞ドナーのウィルス検査は全てチェックされており、今までのところ幹細胞上清液点滴で何らかの感染症が発生したという報告はありません。
しかしながら、現時点の人類が持つ知識と技術では検知不可能な未知のウィルスが存在する可能性はゼロではありません。
このことから、日本赤十字社ではヒト由来の幹細胞上清液を使用した方からの献血は受付けない方針とのことです。
これから献血をする予定のある方は、幹細胞上清点滴は受けないよう、ご注意下さい。
反対に、輸血を受けたことがある方が、幹細胞上清点滴治療を受けることには制限はありません。
【13】幹細胞上清液と点滴療法に関する Q&A
- Q1.
幹細胞上清液点滴はどのくらいで効果が現れますか?
- A1.
人によって変化を体感するまでの期間は様々です。
週1回で4-5回続けたころから強い頭痛が出なくなってきたという方も、1回の点滴直後から
「頭がスッキリした」 「眠れるようになった」と体感された方も、実際におられます。
はっきりと体感できるまでの点滴回数は、個人の体質・疾患の種類・重症度などよって差はありますが、たとえ自覚的に感じなくても、幹細胞上清液は体内で多種類のサイトカイン・成長因子が協調して働き、不調になった免疫システムや傷ついた細胞を修復し、健康増進に導いていきます。 - Q2.
安全性が心配ですが、大丈夫ですか?
- A2.
厳しいウィルス・細菌検査をクリアし出所の明確な幹細胞だけを使用し、政府認可の細胞培養施設内で厳しい安全基準の下で製造されています。
過去に幹細胞培養液によって感染した事例や、重大な副作用の報告は一例もありませんが、ど うしてもご心配な方は点滴を受けない方がよろしいでしょう。 - Q3.
一回の点滴はどのくらい時間がかかりますか?
- A3.
初回の点滴は慎重に行いますので、1時間ほどお時間をいただきます。問題なければ次回からは点滴開始から20分ほどで終了します。
- Q4.
今、病後で体力が弱っていますが、点滴治療を受けられますか?
- A4.
たいへん身体にやさしい薬液なので、多少体調が悪くても受けることができますが、血圧が低すぎる場合や高熱(38.5℃以上)がある場合はご遠慮していただく場合があります。
- Q5.
副作用はありませんか?
- A5.
他の薬剤と比べても副作用の発生頻度は非常に少ないのですが、稀に注射部位周囲の痛みと腫れ、アレルギー反応(蕁麻疹、紅斑、気分不快、息苦しさ、血圧低下など)、低血糖症状、耳鳴り、めまいなどが報告されています。詳しくはこちらをご覧ください。
ちなみに当院では、現在までのところ延べ数百回の点滴経験の中で、そのような副作用は一度も発生していません。 - Q6.
幹細胞上清液の中身はどの医療施設でも同じものですか?
- A6.
含まれるサイトカインや成長因子の種類や含有量にはクリニックによって差があります。
詳しくはこちらをお読みください。 - Q7.
結構なお値段がするようですが、なぜですか?
- A7.
特別な研究施設の中で、厳密な安全基準の下、バイオ技術専門家による手作りで製造されています。大量生産が出来ないため、どうしてもある程度のお価格になってしまいます。
幹細胞培養液は、衰弱した細胞に直接サイトカインの刺激を与えて回復に導く働きをします。 体調改善・若返り作用を比較的手軽に受け取ることができる付加価値の高い治療法です。 確かに安くはありませんが、ご自身の健康価値が金額以上に重要だとご理解される方には自信を持ってお勧めいたします。 - Q8.
保険が使えないのですか?
- A8.
使えません。全額自由診療の範囲になります。
- Q9.
点滴の費用は経費にできますか?
- A9.
可能です。実際に経費として計上し節税に活用されている経営者の方はおられます。
ただし、できない場合もありますので、詳しくは税理士さんにご相談下さい。 - Q10.
一つの液でなぜたくさんの病気に応用できるのですか?
- A10.
幹細胞上清液の中には、数十~数百種類のサイトカイン・成長因子が含まれ、それらがバランスを保ちながら体の中の弱った組織の修復を助けます。人によって弱点は様々であり、その弱点が回復していくために、人によって回復する症状が異なって表れてきます。
- Q11.
他の薬を色々飲んでいますが、点滴を受けることはできますか?
- A11.
幹細胞上清液は合成された化学物質ではなく、体が本来自分で作り出す細胞間情報伝達物質です。いわゆる「クスリ」とは異なるため、現在薬を飲んでいる方でもほとんど問題なく受けることができます。ですが、インスリンを使用されている糖尿病の方はインスリンが利きやすくなる場合がありますので、血糖値の低下にはご注意下さい。
- Q12.
点滴を受ける頻度はどのくらいが良いですか
- A12.
週に1回程度で数回受けて、症状改善に応じて間隔を空けていくことをお勧めしています。
症状が辛く早く回復したいご希望の方は、週に2回受けることも可能です。
週に2回点滴しても体に悪いことはなく、安全に続けることができます。 - Q13.
どの程度続ければよいですか?
- A13.
特に決まりはありませんが、幹細胞上清点滴治療は、「長年の間に衰えてきた機能を戻そう」
あるいは、「慢性疾患を改善しよう」という目的で行うもので、じっくりとジワジワと改善させていく治療法です。 1回2回で終わるのはもったいないでしょう。
当院で幹細胞上清点滴を始める方は、まず4~5回(1か月)続けてみて、その時点で症状経 過を評価し、お客様のご要望を優先した上で、その後の継続あるいは終了を決めていきます。
幹細胞上清点滴を受けられ、良さを体験された方の多くは、数か月以上定期的に継続されて います。
幹細胞上清点滴は本来、老化を遅らせる効果を主眼として開発された治療法です。長期的に続けることで、その本来の効能をご自身の健康人生に十分活かすことができるでしょう。